映画の部屋


               映画の部屋へようこそ!ここでは新作映画について
               の評論?(感想)をUPしています。但し、全ての映画
               を観ることは、時間的にも金額的にも出来ないので、
               毎月1〜2本紹介出来ればと思っています。不定期
               更新
ですが、宜しくお願いします。




  第1回  「BROTHER」
           記念すべき第1回は、北野 武監督の最新作「BROTHE
           R」です。いつもながら北野監督の演出は痛い!の一言に
           つきます。今回はそれに一層拍車が掛かり、尚かつウェ
           ッ!となるようなシーンも盛りだくさん。女性が観るにはちょ
           っときついかも・・・・・しかし私が観に行ったときはカップル
           が結構多かった。映画はただひたすら日本人がカッコいい
           のだ。私は今まで沢山の映画を観てきましたが、西洋人と
           競演する日本人は西洋人に対して腰が引けた奴がほとんど
           でした。(高倉 健、松田 優作は別ですが・・・・・)「BROTH
           ER」の中のビートたけし、なんとカッコいいことか!


           ストーリーは、ヤクザの主人公が組に居られなくなって、アメ
           リカにいる弟を訪ねるところから始まります。大学へ行って
           いるはずの弟は、麻薬の売人に落ちぶれている。ちょっとし
           たトラブルから主人公が事件に巻き込まれ・・・・・と言うスト
           ーリーです。
           演出は最初から最後まで、北野監督の映画という感じでし
           たが、惜しいかな後半ストーリーにマフィアが絡みだしてから
           は、普通の銃撃アクション映画になってしまったように思い
           ます。それと欲を言えばもう少し、黒人青年との友情を濃く
           描いて欲しかった。それでも私はラストシーンにちょっとウル
           ッときてしまった。しかし私はかなり良い評価をしたいと思
           う。通常アメリカで映画を撮るとなると、独特の雰囲気に呑
           まれてしまってうまく撮れないか、妙にアメリカぽくなるのだ
           が、北野監督は最後まで自分流で押し通した。その事につ
           いて高く評価したい。
           香港からアメリカへ渡り「M.I:2」を撮った監督より
           も・・・・・・
           ということで、1800円出して観ても損はないと思います。



       (個人的評価    ☆☆☆☆
  
  

   第2回  「クリムゾン・リバー」
           今回はサスペンス・スリラーを紹介します。
           主演はジャン・レノ、「ドーベルマン」のヴァンサン・カッセル
           の2人です。
           映画の始まり、いきなり惨殺死体のドアップから始まり
           ます。死体の周りには、ウジ虫や得体の知れない虫がウヨ
           ウヨしている。ウェーッとっても気持ち悪いが、とっても期待
           できそうな始まり方。
           ストーリーは、両手首を切断され全身を切り刻まれさらに、
           眼球をえぐり取られた男の死体が発見される。しかも5時間
           もかけてゆっくり死の苦痛を与えていた。その事件の捜査に
           乗り出すジャン・レノ。
           同じ頃、200km離れた別の街で、20年前10歳で亡くなっ
           た少女の墓が荒らされる。そしてその事件の捜査に乗り出
           すのが、ヴァンサン・カッセル。
           なにも共通項のない2つの事件が、捜査が進むにつれて1
           つの線で結ばれてくる。といったストーリーです。勿論これ以
           上のストーリーは話すことは出来ません。
           しかし私は途中で犯人が分かってしまいました。動機などの
           理由はまったく分からないのですが、こいつ怪しいぞっと思
           った人物が、やっぱり犯人でした・・・・・が最後の最後ドンデ
           ン返しに合い、見事に裏切られました。そうですよね、簡単
           に犯人が分かるようなストーリーを脚本家が書くわけないで
           すよね。しかし私はちょっと不満。そんな結末って有りかよ。
           ラストでちょっと、手を抜いてしまったように感じました。
           映画全体を見ると、とてもいい映画だったと思います。
           フランスの田舎町、風光明媚で静かなたたずまい。遠くに雪
           をいだいた山が見える。しかし起こった事件はあまりにも凄
           惨。そのコントラストがなぜか不気味でした。主演の2人で
           すが、ジャン・レノは相変わらず渋い演技。ヴァンサン・カッ
           セルは、とぼけたにいちゃんで、キレたら手が付けられない
           役どころ。この人「ドーベルマン」でもそうだった。
           使っていた銃は、ジャン・レノがベレッタM92F。ヴァンサン・
           カッセルがG26?を使っていたように思います。
           余談ですがこの2人、どこから見てもフランス人です。という
           顔をしていますよね。鼻がメチャメチャ大きい。
           ほんとに余談でした。
           映画は充分楽しめる作品でした。



        (個人的評価    ☆☆☆)  




   第3回  「アンブレイカブル」
           今回もサスペンス一杯の映画です。
           監督がM・ナイト・シャマランと聞いて、「シックスセンス」的映
           画を想像したのですが、これは当たらずとも遠からずでし
           た。
           主演はブルース・ウイリス(役名デヴィッド)
           サミュエル・L・ジャクソン(役名イライジャ)の2人。
           ストーリーは列車の中のデヴィッドから始まる。その列車が
           脱線事故を起こし、乗員乗客全員死亡する。たった1人を
           除いては。その1人デヴッドは、全くの無傷で助かる。この
           時点でまさかデヴッドは、本当はもう死んでいた、と言うスト
           ーリーではないだろうなと疑っていた。だって「シックスセン
           ス」で思いっきりやられましたから。この想像は違ってまし
           た。
           そして1人の男と出会う。男の名はイライジャ。デヴッドはイ
           ライジャから、あることを聞かされる。毎日の生活にどこか
           アンバランスな、奇妙な感覚に囚われていたデヴッドは、イ
           ライジャを避けたいという感情と、惹かれる感情に戸惑う。
           そしてなぜデヴッドは、たった1人無傷で助かったのか?
           過去を調べていくうちデヴッドは、一度も病気も怪我もしたこ
           とがないという事実に突き当たる。それはどういう事なの
           か、ラストは衝撃の事実が明かされる。
           「シックスセンス」を観た人は分かると思うのだが、この監督
           の映像はどこか不安定で、なぜか分からない恐怖を感じ
           る。それは衝撃的な恐怖ではなく、地に足がついていないよ
           うな漠然とした恐怖である。今回もその手法がうまく活かさ
           れています。しかし相変わらず映像は暗い。セリフが無く映
           像だけで見せるシーンも多い。暗い雰囲気の映画が、好き
           でない人は奨められない映画です。逆にラストにあっ!そう
           いうことか!と驚きを感じたい人にはお奨めです。



        (個人的評価    ☆☆☆☆)   





   第4回  「スターリングラード」

        この春、話題の戦争映画を観てきました。評判どうりの出来映えに満足してい
        ます。しかし、ただの戦争アクションとして観るべきではないでしょう。歴史に流
        され翻弄される男女の関係を、戦争という舞台を借りて表現しているのた゜と
        思いました。
        監督はジャン・ジャック・アノー。主演はジュード・ロウ、ジョセフ・ファイアンズ、
        そして私の大好きなエド・ハリス。
        物語は第2次大戦、ドイツ軍に包囲されたスターリングラードを舞台にしていま
        す。強力な火力を誇るドイツ軍に、来る日も来る日も攻撃されるロシア軍。ロシ
        ア軍の士気は低下し、逃亡兵さえ大勢出てくる。それを逃亡罪だと言って、味
        方を射殺する最悪の状況。その中でバシリ・ザイツェフ(ジュード・ロウ)と言う1
        人の若者が現れる。彼は天才的な銃の腕前で、アッと言う間に5人のドイツ兵
        を射殺してしまう。その現場に居合わせた政治将校(ジョセフ・ファイアンズ)は
        すぐに彼を宣伝に利用する。士気の低下したロシア兵の士気向上に役立てよ
        うとした。そしてザイツェフは一躍国民の英雄になる。ザイツェフと政治将校の
        間に友情が生まれるが、1人の女が現れてから微妙に関係が狂い始める。そ
        こへザイツェフを仕留めようと、ドイツ軍のスナイパー、ケーニッヒ少佐(エド・
        ハリス)が送り込まれてくる。ザイツェフ、政治将校、そして1人の女の運命は
        ・・・・と言うストーリーです。
        
        アノー監督は戦闘シーンを記録映画のように淡々と表現していた。無造作に
        男も女もなく殺される人達。味方にまで撃たれて命を落とす兵士達。それがか
        えって非情さ、無情さを的確に表していたように思う。
        ただ難点を言うと、あのラストの終わり方はないだろう。と言いたい。それはこ
        こでは言いません。映画を観た人は、私のように感じるのでは無いでしょうか。
        ひたすら重苦しく、そうスターリングラードの曇り空のように終わって欲しかっ
        た。
        難点を書きましたが、もちろんアクション映画ファン、ミリタリーファンも充分楽
        しめますよ。
        
        


      個人的評価(☆☆☆☆)                  





   第5回  「ハンニバル」

       
言わずと知れた「羊たちの沈黙」の続編です。マスコミで大々的に宣伝活動を
        していたので、映画ファンなら知らない人はいないでしょう。しかし「羊たちの沈
        黙」の続編と言うよりも、ハンニバル・レクター博士の1本の映画として観た方
        がいいでしょう。
        監督はリドリー・スコット。
        主演はアンソニー・ホプキンス、ジュリアン・ムーア、ゲイリー・オールドマン。
        
        物語はレクター博士(アンソニー・ホプキンス)に復讐しようとする大富豪(ゲイ
        リー・オールドマン)とそれに利用されるクラリス(ジュリアン・ムーア)のお話。
        
        ただそれだけです。確かにリドリー・スコットの、光と影をうまく利用した映像は
        今回も健在ですが、物語そのものは、前評判ほどでもなかった。それほど印
        象にも残らなかったし・・・・・
        レクター博士って物語では、年齢はいくつに設定しているのでしょうか。確かア
        ンソニー・ホプキンスは70歳を越えていたと思います。そんなジイ様に簡単に
        やられてしまう刑事がいるかねえ・・・・・拳銃を持った男がナイフ1本のジイ様
        に簡単にやっつけられるかねえ・・・・・なんとまあタフネスジイサンだこと!
        しかしレクター博士の変態ぶりは益々パワーアップ、こりゃあR15指定になる
        わなあ。
        一つ忠告。この映画は満腹の状態で観ない方が賢明です。
        それともう一つ。我らがゲイリー・オールドマン。あんた今回も弱すぎ。
        せっかく素顔を出さずに(顔はメチャメチャになっている)強烈な演技をしてい
        るのに・・・・・誰かこの役者さんの魅力をもっと引き出して下さい。
        あ〜あっ、今回はたいした批評にならなかったなあ・・・・・
        大画面とドルビーサラウンドの大迫力で、怖がりたい人だけどうぞっという感じ
        です。

        
       

      
個人的評価(☆☆)                    





   第6回  「15ミニッツ」

        久し振りに見応えのある映画を観ました。それほど期待をしていなかったのが
        良かったのかな?
        どちらかと言うと、社会派ドラマに近い映画です。ニュースはマスコミで作られ
        る。というのが私の感想です。
        主演ロバート・デニーロ、エドワード・バーンズ
        デニーロは、報道番組から引っ張りだこの人気刑事。バーンズは、消防局勤
        務の火災調査員。二人が協力して、ある殺人事件の犯人を追うという図式で
        す。但し、今までのコンビものと違い、後半アッと驚く結末が待っています。
        このアッと驚くシーンは、デニーロの場面なのですが、このシーンの撮影だけ
        で1週間かかったそうです。さすがこだわりのデニーロです。強烈なインパクト
        のあるシーンでした。

        ストーリーは、火事の現場から始まります。そこで男女2人の死体が見つか
        る。ほとんど見分けも付かないほど、焼けただれている。しかし気道にはすす
        が詰まっていなかった。つまり部屋が焼ける前に、2人はすでに死んでいたこ
        とになる。そこでデニーロとバーンズの登場となる。
        犯人は第2の殺人を犯す。全ての行動をビデオに撮りながら・・・・・
        デニーロとバーンズは、徐々に犯人を追いつめていくが、デニーロは犯人に捕
        まりそして・・・・・そこから先は映画を観てのお楽しみです。
        この映画が本当に恐いのは殺人犯ではなく、マスコミであるということがはっき
        り分かる映画です。

        エドワード・バーンズの演技が非常にいいです。特に後半からがいいです。
        デニーロは相変わらず、渋い演技です。今回はちょっと押さえ気味かなとも思
        えました。若いバーンズの方に、スポットが当たるような演技をしていたようで
        す。観る価値充分ありの作品でした。




       個人的評価(☆☆☆)                  










   第7回  「パール・ハーバー」
        
        今回の評論は、ちょっと核心に触れる部分もありますので、これから観ようと思って
        いる人は、この評論を読まない方がいいかも知れません。


        話題に乗り遅れまいと、この夏の超大作を観て来ました。
        正直な感想。凄い!よくやる!さすがハリウッド!と言うのが私の感想です。
        製作ジェリー・ブラッカイマー、監督マイケル・ベイとくれば、爆発、破壊のオンパレー
        ドです。マイケル・ベイと言えば「ザ・ロック」で一躍有名になりました。
        この監督「バッド・ボーイズ」で小粒ながら、なかなかキレのある演出をしていて、私
        的には期待をしていた監督です。
        さて物語ですが、真珠湾攻撃という史実を軸に、男2人と1人の女のラブストーリー
        を絡めています。

        レイフ(ベン・アフレック)とダニーは、兄弟同然に育った幼なじみ。二人の夢は戦闘
        機乗りになること。月日は流れて、1941年。二人の夢は叶い、戦闘機乗りになって
        いる。レイフはパイロット養成時、看護婦のイブリンと知り合い、恋に落ちる。その頃
        ヨーロッパでは、ドイツ軍のイギリス爆撃が繰り広げられていた。レイフは自分の夢
        を実現するため、イギリス行きを志願する。
        ダニーとイブリンはハワイへ配属される。その頃のハワイは、戦争とは無縁の南の
        楽園であった。しかし日本軍は不気味な動きを見せていた。
        一方イギリスでは、連日激しい戦闘が続いていた。そしてついにレイフはドイツ軍
        に、撃ち落とされてしまう。
        その知らせがイブリンの元に届き、失意のどん底に沈み込んでしまう。それを優しく
        慰め見守るのは、ダニーだった。そしてダニーとイブリンは自然に愛し合うようにな
        る。
        そこへ戦死したはずのレイフが帰ってくる。時を同じくして、日本軍の真珠湾奇襲攻
        撃が開始される。三人の運命は、そして恋の行方はと言うストーリーです。

        最初に書きましたが、爆撃、銃撃、破壊のオンパレードです。これを観るだけに180
        0円払っても、充分価値はあります。ゼロ戦が濃緑色であったり、日本人の描き方
        が少しおかしかったりするのを差し引いても、見応え有りです。
        ストーリー全体は、ちょっとカッタルイ部分もありますが、3時間という上映時間を感
        じさせない演出だったと思います。但し、ラブストーリーの部分は、全面的に出来が
        悪かったと思います。まず題材があまりにありきたりでした。今までどこかで観たこと
        あるような展開にウンザリでした。また、あのイブリンという看護婦はどうしても好き
        になれませんでした。観た人には分かると思うのですが、物語後半イブリンはレイフ
        に、「心は永遠に、あなたを愛し続けます」と言い、ダニーには「愛してる」と囁いてい
        る。なんてイヤな女なんだと心の中で呟いていました。げに恐ろしきは女なり!
        このストーリーで泣ける人がいるとは、信じがたいです。
        ああっそれから、真珠湾攻撃で終わりかと思ったら、そこからまた1時間以上あっ
        た。もういいよと思ったのは、私だけだろうか。
        かなり辛辣なことを書きましたが、観る価値は充分ある映画です。



      個人的評価(☆☆☆☆)                      









      

第8回   「猿の惑星」                                              
監督 ティム・バートン
主演 マーク・ウォルバーグ、ティム・ロス、ケリー・タガワ・ヒロユキ、チャールトン・ヘストン
ストーリー レオ(マーク・ウォルバーグ)はチンパンジーに探査ロケットの操縦を教えている。ある日磁気嵐に巻き込まれ、チンパンジーからの交信が途絶えてしまう。レオは探査ポッドですぐに後を追うが、レオも磁気嵐巻き込まれ、名前も分からない惑星に不時着してしまう。彼がそこで見たものは、猿に追われる人間の姿であった。彼は無事、地球に帰ることが出来るのだろうか?
感想 あまり大きな期待をしていなかったので、充分楽しめました。でもティム・バートンらしさが、あまり感じられないように思いました。もう少しマニアック、オタクっぽい演出であってほしかった。それとラストのオチは、私でも想像がつきました。1作目のような衝撃はありませんでした。もっと頭にガーンとくるラストを期待していたのですが・・・・・しかしティム・ロス(セード将軍役)の演技は最高です。「海の上のピアニスト」「フォールームス」の彼と同一人物とは思えないほどです。目が狂気をはらんでいて、神経質そうなチンパンジーにピッタリです。それとセード将軍の父親役でチャールトン・ヘストンが出ていたのはご愛敬でしたね。チャールトン・ヘストンは1作目の「猿の惑星」に主演した人です。
ちょっとアラも目立ったけど、充分楽しめる作品です。
個人的評価 ★★★                     











第9回   「ジュラシックパークV」                                     
監督 マーク・シュローダー
主演 サム・ニール、ティア・レオーニ、ローラ・ダーン
ストーリー 恐竜の島の周辺海上で、パラセーリングを楽しんでいた少年が行方不明になる。その頃グラント博士(サム・ニール)はまたまた貧乏学者生活を送っていた。博士は、ある夫婦からの莫大な寄付につられて、恐竜島の上空観光の案内を引き受ける。がそれは、行方不明になった子供を捜す為の口実であった。飛行機はトラブルで、恐竜島に不時着。そしてグラント博士達の懸命の捜索とサバイバルが始まる。
感想 恐竜が大好きな人は観て下さい。動く恐竜図鑑です。普通の映画ファンの方は、ビデオで充分だと思います。1作目のような、ハラハラドキドキの緊張感は全くありません。恐竜の出てくるシーンが想像出来るのです。映画の日で1000円だったから良かったものの、1800円なら金返せでした。
個人的評価 ★★                     











第10回   「コレリ大尉のマンドリン」
監督 ジョン・マッデン
出演 ニコラス・ケイジ、ペネロペ・クルス、ジョン・ハート、イレーネ・パパス
一口メモ ニコラス・ケイジの演技が最高にいいです。彼の優しそうな泣き顔は、天下一品ですね。
舞台になったギリシャのケファロニア島は、実際にイタリアとドイツの間で、9日間も戦闘があったそうです。当時の歴史を知った上で観ると、また面白いかも知れません。
ストーリー 1940年ギリシャ、ケファロニア島。島の娘ペラギア(ペネロペ・クルス)は医者の父親(ジョン・ハート)と二人暮らし。恋人のマンドラスとの仲も順調だった。当時中立であったギリシャに、ドイツ軍が侵攻してくる。マンドラスは島を出て、ドイツと闘うことを決心する。出兵の前日、ペラギアとマンドラスは婚約する。マンドラスが島を出たあと、イタリア軍が島に進駐してくる。その中にアントニオ・コレリ大尉(ニコラス・ケイジ)がいた。コレリ大尉はペラギアに一目惚れしてしまう。ペラギアも最初はコレリ大尉を嫌っていたが、コレリ大尉の陽気さと、島民を敵視しない態度に次第に心を開いていった。しかし戦局は悪化し、イタリアは連合軍に降伏する。そしてケファロニア島にドイツ軍が侵攻してくる。
感想 本当にニコラス・ケイジの演技がいいです。目がすごく優しいのです。イタリアの陽気な男が似合っています。酒とオペラとマンドリンをこよなく愛しているイタリア男にぴったりでした。人物の描き方もしつこくなく、かと言って浅いわけでもなく、非常にいいバランスで描かれています。大泣きすることは無いと思いますが、爽やかな感動が待っています。「パール・ハーバー」とは大違いです。ただ個人的好みの問題ですが、ペネロペ・クルスはあまり好きなタイプではありませんでした。ギリシャ人ぽくてとても良かったのですが・・・・・最後にこの映画で一番心に残ったセリフを「恋とは地震のようなもので、全てが燃え尽きた後に残るものが愛だ」う〜ん、奥が深い。このセリフ、映画を観れば理解できます。
個人的評価 ★★★★                 











第11回   「トゥームレイダー」
監督 サイモン・ウエスト
出演 アンジェリーナ・ジョリー、イアン・グレン、ジョン・ボイト
一口メモ 全世界で2400万本も売り上げたテレビゲーム「トゥームレイダー」の実写版。主人公ララ・クロフトにそっくりのアンジェリーナ・ジョリー。2作目も作られるのかなと思ったら、やっぱり企画進行中だそうです。
実の父親ジョン・ボイトとの共演も話題になっています。実生活でも20年以上別々に暮らしていた彼女。劇中意味深なセリフがあります。
ストーリー ララ・クロフト(アンジェリーナ・ジョリー)は一流のトレジャーハンター。ある日20年前に失踪した父クロフト卿(ジョン・ボイト)の隠し部屋から、アンティーク時計を発見する。その時計は5000年に一度の惑星直列によって、強大な力を得ることが出来る秘宝の手がかりであった。ララはその謎を解くため行動を開始するが、宿敵マンフレッド・パウエル(イアン・グレン)もチャンスを狙っていた。そして世界を股にかけ、ララの冒険が始まる。
感想 アンジェリーナ・ジョリーの大ファンである私は、彼女が主演したアクション映画と言うだけで、大満足でした。この作品はストーリーがどうの、監督の演出云々などの論議は野暮というものです。これはアンジェリーナの格好良さを観るための映画です。かつて女性が中心になるアクション映画は数々ありましたが、それは単に添え物だったりする場合が多かった。しかしこの作品は違います。強くタフで、知的で、そしてセクシーな主人公に会うことが出来ます。彼女のファンの方もそうでない方も観て損はないと思います。
個人的評価 ★★★★かなり評価が甘いかも・・・・・         











第12回    「アクシデンタル・スパイ」
監督 テディー・チャン
出演 ジャッキー・チェン、ビビアン・スー、キム・ミン、ウー・シングォ、エリック・ツァン
一口メモ ハリウッドに渡ったジャッキーだが、制約が多すぎて思う存分アクションが出来ない。と言う不満から、2年ぶりに香港で製作した作品です。
ストーリー しがない健康器具のセールスマン、ユエン(ジャッキー・チェン)。ある日銀行強盗に出くわしてしまうが逆に金を取り戻し、犯人逮捕に協力する。彼は一躍有名人になってしまう。ある時人捜しをしているという探偵が訪ねてくる。1958年生まれで、孤児院育ちの男を捜しているという。それがユエンだったのである。末期の病に冒された父親を訪ねるが、行く先々で何者かに命を狙われる。父親は国際的なスパイで、細菌兵器を入手していると言うのである。それを武器商人の組織が狙っていたのだ。その戦いに巻き込まれたユエン。彼は無事に組織から逃げ切ることが出来るのだろうか?
感想 スタント無しでアクションを演じるという点においては、ジャッキーが正真正銘のアクションスターであることは間違いない。しかしストーリーがマンネリです。彼の作品はと゜れを観ても同じような流れの作品が多く、そろそろ方向転換をするべきなのかなと、人ごとながらそう思います。確かに目を見張るようなアクションシーンの連続です。しかし全体に流れる雰囲気がコミカルなんです。もっとリアルなアクションとシリアスな演技を観てみたいです。ただ今回良かったのは、ビビアン・スーです。バラエティー番組等で見るビビアンと違って、難しい役どころをシリアスに演じています。
個人的評価 ★★試写会だったから良かったけど、1800円出してたら腹立つなあ・・・・・       











第13回   「ソード・フィッシュ」
監督 ドミニク・セナ
出演 ジョン・トラボルタ、ヒュー・ジャックマン、ハル・ベリー
一口メモ アメリカでのテロ事件のため、公開されるかどうか心配だったけど、なんとかOKだったようです。
ストーリー 世界一流のハッカーであったスタンリー(ヒュー・ジャックマン)は、今では足を洗い落ちぶれた生活をしている。彼の望みはただ一つ、別れた妻から娘を取り戻すことだけ。ある日ジンジャー(ハル・ベリー)という女の訪問を受ける。彼女はスタンリーにボスに会ってほしいと頼む。会うだけで10万ドルの謝礼を出すと言う。スタンリーは別れた妻との裁判費用に四苦八苦していたので、渋々ながらそれに応じる。ジンジャーのボス、ガブリエル(ジョン・トラボルタ)は、東西冷戦時代のアメリカの情報機関が、ダミー会社を作り情報収集をしていたが、予想外の利益を上げてしまって、今では利子が利子を生み95億ドルにまでふくれあがっている事をスタンリーに話しをする。そしてスタンリーの腕を見込んで、コンピュータシステムに侵入することを強要する。もし計画が成功すれば、莫大な報酬が入ってくる。裁判費用に苦しむことも無くなる。スタンリーはこの計画に加わるが、FBI等も巻き込んで、事態はあらぬ方向へ進み始めた。
感想 映画の導入部は、グッと観客の心を掴みます。トラボルタが映画「狼たちの午後」の批評をしているシーンから始まる。あの時、銀行に立てこもった主人公が、人質を一人ずつ射殺していったらどうなっていたかと・・・・・そしてカメラがグッと引きロングショットになると、トラボルタ達がまさに「狼たちの午後」とまったく同じ状況になっているというもの。これだけでゾクゾクするほど格好いいと思った。ストーリーもグイグイと引っ張っていくのだが、ちょっとひねりが甘い。この映画のポスターに「映画が始まって10分。あなたはすでに騙されている」と言うコピーが入っていました。私はこれに期待していたのですが、逆にこのキャッチコピーに騙されました。二転三転するストーリー、最後にアッと驚く大どんでん返しを期待していたのですが・・・・ラストは私でも予想のつく終わり方でした。う〜んストーリーは良かったのに、残念です。しかし1800円を支払って鑑賞しても、腹が立つことはなく充分満足出来る作品でした。それからカーマニア、ガンマニアにはゾクゾクするシーンが出てきます。イギリスTVRのタスカンスピード6が出てきます。4000cc365馬力の車をヒュー・ジャックマンが運転し、その横でトラボルタがミニミをぶっ放すというシーンです。おそらく私の記憶に間違いがなければ、タスカンスピード6が映画に登場したのは、この作品が初めてではないでしょうか。とにかくアクション映画ファンを飽きさせない作品です。
個人的評価 ★★★トラボルタの悪役は格好いいぞ。でも髪型が変でした。            











第14回   「バンディッツ」
監督 バリー・レビンソン
出演 ブルース・ウィリス、ビリー・ボブ・ソーントン、ケイト・ブランシェット
ストーリー 刑務所を脱走したジョー(ブルース・ウィリス)とテリー(ビリー・ボブ・ソーントン)は、アカプルコでホテルを買い取って豪勢に暮らすことを考える。そして手っ取り早く銀行を襲うが、簡単に成功する。2人は人を一切傷つけず短時間で仕事を終えるため、人々は彼等をヒーロー扱いをし始める。
そんな時、夫との生活に疲れ切った主婦ケイト(ケイト・ブランシェット)がひょんなことから転がり込んでくる。ジョーとケイトは意気投合するが、いつしかテリーもケイトのことが気になり始めていた。そして最後の銀行襲撃を行うのだが・・・・・
感想 監督がバリー・レビンソンと言うから期待したのだが、アカデミー監督は、必ずしもいい作品を作るとは限らない、という見本のような作品でした。新作映画なのに、どこかで観たことがあるように感じるのだ。それもそのはず、2人の男の間で揺れる女というのは、「明日に向かって撃て」のポール・ニューマンとロバート・レッドフォードの間で悩むキャサリン・ロスではないか。新鮮みが無いはずだよ。尚かつ物語りの前半で、結末とその方法が私には分かってしまった。そしてその通りになった。もっとひねってくれよ。この映画を一言で言うと「明日に向かって撃て」と「スティング」の美味しいところだけを足したような作品でした。ただ一つ収穫がありました。それはビリー・ボブ・ソーントンの芸達者ぶりです。アレルギー持ちで、神経症で、自分は脳腫瘍ではないかと常に心配している演技は、ブルース・ウィリスを完全に喰っていたと思います。関係ないけど、こんな芸達者だからアンジェリーナ・ジョリーは惚れたのでしょうか。
個人的評価 ★★ ビリー・ボブ・ソーントンの演技は最高に面白いです。                











第15回   「ブレス・ザ・チャイルド」
監督 チャック・ラッセル
出演 キム・ベイシンガー、クリスティーナ・リッチ、ホーリストン・コールマン
一口メモ 「マスク」や「イレイザー」のチャック・ラッセル監督の最新作。予備知識まったく無しで観ましたが、その結果はいかに。
ストーリー 復活祭を目前にしたニューヨーク。今日もこの街から子供が消えた。連続誘拐殺人事件、しかも6歳の幼児ばかりを狙い、街を震撼させていた。さらに被害者には全員奇妙な共通点があった。彼等は全員12月16日に生まれた子供たちだった・・・・・
6年前のクリスマス。キリスト誕生を告げたヤコブの星が2000年ぶりに輝いた時、看護婦マギー(キム・ベイシンガー)の元に音信不通だった妹が現れ、生まれたばかりの女の赤ちゃんコーディー(ホーリストン・コールマン)を置き去りにして姿を消してしまう。誕生日が12月16日ということだけを告げて・・・・・
そして6年、謎のカルト集団の影がちらつき始める。今この大都市で何が起ころうとしているのか・・・・なぜ6歳の子供ばかり狙われるのか・・・・カルト集団との関わりは?マギーとコーディーにどんな結末が待っているのか。
感想 よくありがちな神と悪魔の闘いです。しかし「オーメン」ほどの恐怖はなく「エクソシスト」ほどショッキングでもない、中途半端な作品でした。おそらくキリスト教国の人が観れば、充分ショッキングなのでしょうが、日本人にはねえ・・・・この映画を一言で現すなら、キリスト教PR&勧誘映画です。あなたは神を信じますか?的映画でした。キム・ベイシンガーは好きな女優さんですが、ちょっとばかし老けましたね。でも充分色っぽかったです。試写会だったのでまだ許せるが、1800円払って観ていたら・・・・別の意味でショックです。
個人的評価 全然恐怖が伝わらないよう・・・・                             











第16回   「助太刀屋助六」
監督 岡本喜八
出演 真田広之、鈴木京香、村田雄治、鶴見辰吾、風間トオル、岸部一徳、小林桂樹、仲代達矢
一口メモ 久しぶりの岡本喜八監督の作品。痛快時代劇を期待していましたが・・・・その出来映えは?
ストーリー 上州を飛び出した助六(真田広之)はひょんなことから仇討ちに巻き込まれ、とっさに助太刀をしてしまう。ところが、この快感が忘れられず病みつきになる。仇討ちがあると聞けば、頼まれもしないのに助太刀を買って出た。そんななか久しぶりに里帰りをする。助六が5歳の時に亡くなった母親の墓参りだ。父親は母と子を捨てどこかへ行ってしまった。墓には一輪の野菊が供えられていた。親類縁者はいないはずなのに・・・・
幼なじみで小役人の太郎(村田雄治)がもうすぐここで仇討ちがあると教えてくれた。元八州廻りの役人・片倉梅太郎(仲代達矢)という侍が仇であった。助太刀を買って出るが、太郎ににべもなく断られる。なぜなら片倉は居合い抜刀術の達人であったからだ。仕方がないので昔なじみの棺桶屋を訪ねるとそこに片倉が居た。すでに戒名も貰い、静かに仇討ちが始まるのを待っている。どう見ても仇面ではないのだ。そして検分役の榊原織部(岸部一徳)が到着した。片倉はゆっくりと腰を上げると、自分が入る予定の棺桶に、そっと一輪の野菊を投げ入れた。そして仇討ちが始まるのだが・・・・・
感想 時代劇の新作とあって、すごく期待していたのですが・・・・・岡本喜八監督と言えば、愉快、痛快というイメージが私にはありますが、愉快ではあったけど、痛快ではありませんでした。唯一良かったのは、真田広之が明るく楽しそうに演じていたことでしょうか。私にとっては、ちょっと消化不良ぎみの作品でした。
個人的評価 ★★豪快な殺陣の時代劇が観たい・・・・                         











第17回   「地獄の黙示録・特別完全版」
監督 フランシス・F・コッポラ
出演 マーロン・ブランド、マーチン・シーン、ロバート・デュバル、デニス・ホッパー、ハリソン・フォード
一口メモ 1982年だったかな?初期公開された時は、20世紀最大の傑作かそれとも、最大の駄作かと評価は二分しました。私も82年に観た時は、ちょっと難解だなと思ったことを記憶しています。
ストーリー ベトナム戦争真っ最中のサイゴン。次の指令を待つウィラード大尉(マーチン・シーン)は情報部の特殊任務を専門としていた。ある日司令部から呼び出しをうける。そしてその指令とは、アメリカ軍最高の兵士と言われたカーツ大佐(マーロン・ブランド)暗殺の命令であった。カーツ大佐は優秀な将校であったが、今ではカンボジア奥地に潜み自分の王国を築き、軍隊まで独自に率いていた。ウィラード大尉はナン川を遡り、カーツ大佐暗殺に赴くのであった。
感想 まず最初に、20年も前の映画だと古さをまったく感じさせない。オープニングのドアーズの「THE END」がかかると、それだけでゾクゾクしてきました。CGを使わないロケーションは迫力満点。大画面で「ワルキューレの騎行」を聞けるとは、感激でした。物語は未公開シーンを加える事によって、より分かりやすく尚かつ深みが増したように思います。ウィラードが少しずつカーツに同化していく様が、手に取るように分かります。私はこの作品を大傑作とまでは言えなくても、傑作である事については信じて疑わないです。
それにしても薄暗がりの中のマーロン・ブランドの顔は不気味だぞ。
個人的評価 ★★★★ロバート・デュバル演じるキルゴア中佐もキレていてかなかないいぞ    











第18回   「ブラックホーク・ダウン」
監督 リドリー・スコット
出演 ジョシュ・ハートネット、ユアン・マクレガー、トム・サイズモア、ジェイソン・アイザックス、ユエン・ブレナー、エリック・バナ、ウィリアム・フィシュナー、オーランド・ブルーム、サム・シェパード
一口メモ 一口メモではありますが、ここで歴史の時間。この映画は事実を描いていますので、歴史的背景を知っているとより分かりやすいと思います。
1992年東アフリカ−ソマリア。氏族間同士の長い闘いは全土に飢餓を蔓延させ、30万人の人々が命を奪われた。国連平和維持軍によりとりあえず戦闘は停止した。国連平和維持軍が段階を追って撤退していくと、独裁的指導者アイディード将軍は国連平和維持軍に対して戦端を開いた。1993年6月アイディード将軍指揮下の民兵が、国連パキスタン軍兵士24名を虐殺する。そしてその矛先はアメリカも攻撃の対象にしていた。
8月末アメリカ軍デルタフォースとレンジャーの特殊部隊が、アイディード将軍排除のため首都モガディシオに送り込まれる。3週間で終了する作戦だったが、6週間経っても成果が得られなかった。
という事が、この映画の背景にあります。
ストーリー 1993年10月3日。ソマリアで指揮をとるウィリアム・ガリソン少将(サム・シェパード)は、ババルギディル族の幹部集会が行われるビル周辺に、ヘリで降下しアイディード将軍の副官2名を捕らえる作戦にゴーサインを出す。構成はレンジャーとデルタの混成100名の精鋭達。デルタがビルに突入し、レンジャーがその周辺の安全を確保、その後全員待機していたハンビーで脱出するという作戦だった。その中の一人マット・エヴァーズマン軍曹(ジョシュ・ハートネット)は緊張を隠せなかった。初めての戦闘で、初めて第4班の指揮をとることになったからだ。午後3時32分ヘリ12機は基地を飛び立った。1時間足らずで終わる作戦だったのだが・・・・・少しずつ作戦にズレが生じ始める。降下に失敗し地上に落下したブラックバーン上等兵(オーランド・ブルーム)が重傷を負い、3台のハンビーと共に基地に引き返す。そしてブラックホーク(攻撃ヘリ)が民兵の放ったRPG−7によって、撃墜される事態が生じる。これが地獄の幕開けになってしまう・・・・・
感想 記録フィルムを観ているようでした。淡々と描いています。リドリー・スコット監督は一切の感情を排し、生の戦場を描こうとしたのではないでしょうか。アメリカ万歳的な表現や思想は、この作品にはありません。答えは観客の心の中にあるのでしょう。
約2時間30分の上映時間の大半が戦闘シーンですが、飽きさせません。そしてもの凄い迫力でした。劇場の大画面で鑑賞するべき映画です。
そうそう「プライベート・ライアン」でもミラー大尉の片腕を演じていたトム・サイズモアが、今回も古参兵らしい頼りがいのある兵士を演じています。
最後に戦死した19名の兵士の冥福を祈りたいです。そしてこの戦闘で1000名以上の死者を出したソマリアの人々の冥福を祈りたいです。
個人的評価 ★★★★★確かに凄い映画なのだが、アメリカという国はなんなのだろうと考えさせられます。














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