映画の部屋
映画の部屋へようこそ!ここでは新作映画について
の評論?(感想)をUPしています。但し、全ての映画
を観ることは、時間的にも金額的にも出来ないので、
毎月1〜2本紹介出来ればと思っています。不定期
更新ですが、宜しくお願いします。
第1回 「BROTHER」
記念すべき第1回は、北野 武監督の最新作「BROTHE
R」です。いつもながら北野監督の演出は痛い!の一言に
つきます。今回はそれに一層拍車が掛かり、尚かつウェ
ッ!となるようなシーンも盛りだくさん。女性が観るにはちょ
っときついかも・・・・・しかし私が観に行ったときはカップル
が結構多かった。映画はただひたすら日本人がカッコいい
のだ。私は今まで沢山の映画を観てきましたが、西洋人と
競演する日本人は西洋人に対して腰が引けた奴がほとんど
でした。(高倉 健、松田 優作は別ですが・・・・・)「BROTH
ER」の中のビートたけし、なんとカッコいいことか!
ストーリーは、ヤクザの主人公が組に居られなくなって、アメ
リカにいる弟を訪ねるところから始まります。大学へ行って
いるはずの弟は、麻薬の売人に落ちぶれている。ちょっとし
たトラブルから主人公が事件に巻き込まれ・・・・・と言うスト
ーリーです。
演出は最初から最後まで、北野監督の映画という感じでし
たが、惜しいかな後半ストーリーにマフィアが絡みだしてから
は、普通の銃撃アクション映画になってしまったように思い
ます。それと欲を言えばもう少し、黒人青年との友情を濃く
描いて欲しかった。それでも私はラストシーンにちょっとウル
ッときてしまった。しかし私はかなり良い評価をしたいと思
う。通常アメリカで映画を撮るとなると、独特の雰囲気に呑
まれてしまってうまく撮れないか、妙にアメリカぽくなるのだ
が、北野監督は最後まで自分流で押し通した。その事につ
いて高く評価したい。
香港からアメリカへ渡り「M.I:2」を撮った監督より
も・・・・・・
ということで、1800円出して観ても損はないと思います。
(個人的評価 ☆☆☆☆)![]()
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第2回 「クリムゾン・リバー」
今回はサスペンス・スリラーを紹介します。
主演はジャン・レノ、「ドーベルマン」のヴァンサン・カッセル
の2人です。
映画の始まり、いきなり惨殺死体のドアップから始まり
ます。死体の周りには、ウジ虫や得体の知れない虫がウヨ
ウヨしている。ウェーッとっても気持ち悪いが、とっても期待
できそうな始まり方。
ストーリーは、両手首を切断され全身を切り刻まれさらに、
眼球をえぐり取られた男の死体が発見される。しかも5時間
もかけてゆっくり死の苦痛を与えていた。その事件の捜査に
乗り出すジャン・レノ。
同じ頃、200km離れた別の街で、20年前10歳で亡くなっ
た少女の墓が荒らされる。そしてその事件の捜査に乗り出
すのが、ヴァンサン・カッセル。
なにも共通項のない2つの事件が、捜査が進むにつれて1
つの線で結ばれてくる。といったストーリーです。勿論これ以
上のストーリーは話すことは出来ません。
しかし私は途中で犯人が分かってしまいました。動機などの
理由はまったく分からないのですが、こいつ怪しいぞっと思
った人物が、やっぱり犯人でした・・・・・が最後の最後ドンデ
ン返しに合い、見事に裏切られました。そうですよね、簡単
に犯人が分かるようなストーリーを脚本家が書くわけないで
すよね。しかし私はちょっと不満。そんな結末って有りかよ。
ラストでちょっと、手を抜いてしまったように感じました。
映画全体を見ると、とてもいい映画だったと思います。
フランスの田舎町、風光明媚で静かなたたずまい。遠くに雪
をいだいた山が見える。しかし起こった事件はあまりにも凄
惨。そのコントラストがなぜか不気味でした。主演の2人で
すが、ジャン・レノは相変わらず渋い演技。ヴァンサン・カッ
セルは、とぼけたにいちゃんで、キレたら手が付けられない
役どころ。この人「ドーベルマン」でもそうだった。
使っていた銃は、ジャン・レノがベレッタM92F。ヴァンサン・
カッセルがG26?を使っていたように思います。
余談ですがこの2人、どこから見てもフランス人です。という
顔をしていますよね。鼻がメチャメチャ大きい。
ほんとに余談でした。
映画は充分楽しめる作品でした。
(個人的評価 ☆☆☆) ![]()
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第3回 「アンブレイカブル」
今回もサスペンス一杯の映画です。
監督がM・ナイト・シャマランと聞いて、「シックスセンス」的映
画を想像したのですが、これは当たらずとも遠からずでし
た。
主演はブルース・ウイリス(役名デヴィッド)
サミュエル・L・ジャクソン(役名イライジャ)の2人。
ストーリーは列車の中のデヴィッドから始まる。その列車が
脱線事故を起こし、乗員乗客全員死亡する。たった1人を
除いては。その1人デヴッドは、全くの無傷で助かる。この
時点でまさかデヴッドは、本当はもう死んでいた、と言うスト
ーリーではないだろうなと疑っていた。だって「シックスセン
ス」で思いっきりやられましたから。この想像は違ってまし
た。
そして1人の男と出会う。男の名はイライジャ。デヴッドはイ
ライジャから、あることを聞かされる。毎日の生活にどこか
アンバランスな、奇妙な感覚に囚われていたデヴッドは、イ
ライジャを避けたいという感情と、惹かれる感情に戸惑う。
そしてなぜデヴッドは、たった1人無傷で助かったのか?
過去を調べていくうちデヴッドは、一度も病気も怪我もしたこ
とがないという事実に突き当たる。それはどういう事なの
か、ラストは衝撃の事実が明かされる。
「シックスセンス」を観た人は分かると思うのだが、この監督
の映像はどこか不安定で、なぜか分からない恐怖を感じ
る。それは衝撃的な恐怖ではなく、地に足がついていないよ
うな漠然とした恐怖である。今回もその手法がうまく活かさ
れています。しかし相変わらず映像は暗い。セリフが無く映
像だけで見せるシーンも多い。暗い雰囲気の映画が、好き
でない人は奨められない映画です。逆にラストにあっ!そう
いうことか!と驚きを感じたい人にはお奨めです。
(個人的評価 ☆☆☆☆) ![]()
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第4回 「スターリングラード」
この春、話題の戦争映画を観てきました。評判どうりの出来映えに満足してい
ます。しかし、ただの戦争アクションとして観るべきではないでしょう。歴史に流
され翻弄される男女の関係を、戦争という舞台を借りて表現しているのた゜と
思いました。
監督はジャン・ジャック・アノー。主演はジュード・ロウ、ジョセフ・ファイアンズ、
そして私の大好きなエド・ハリス。
物語は第2次大戦、ドイツ軍に包囲されたスターリングラードを舞台にしていま
す。強力な火力を誇るドイツ軍に、来る日も来る日も攻撃されるロシア軍。ロシ
ア軍の士気は低下し、逃亡兵さえ大勢出てくる。それを逃亡罪だと言って、味
方を射殺する最悪の状況。その中でバシリ・ザイツェフ(ジュード・ロウ)と言う1
人の若者が現れる。彼は天才的な銃の腕前で、アッと言う間に5人のドイツ兵
を射殺してしまう。その現場に居合わせた政治将校(ジョセフ・ファイアンズ)は
すぐに彼を宣伝に利用する。士気の低下したロシア兵の士気向上に役立てよ
うとした。そしてザイツェフは一躍国民の英雄になる。ザイツェフと政治将校の
間に友情が生まれるが、1人の女が現れてから微妙に関係が狂い始める。そ
こへザイツェフを仕留めようと、ドイツ軍のスナイパー、ケーニッヒ少佐(エド・
ハリス)が送り込まれてくる。ザイツェフ、政治将校、そして1人の女の運命は
・・・・と言うストーリーです。
アノー監督は戦闘シーンを記録映画のように淡々と表現していた。無造作に
男も女もなく殺される人達。味方にまで撃たれて命を落とす兵士達。それがか
えって非情さ、無情さを的確に表していたように思う。
ただ難点を言うと、あのラストの終わり方はないだろう。と言いたい。それはこ
こでは言いません。映画を観た人は、私のように感じるのでは無いでしょうか。
ひたすら重苦しく、そうスターリングラードの曇り空のように終わって欲しかっ
た。
難点を書きましたが、もちろんアクション映画ファン、ミリタリーファンも充分楽
しめますよ。
個人的評価(☆☆☆☆) ![]()
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第5回 「ハンニバル」
言わずと知れた「羊たちの沈黙」の続編です。マスコミで大々的に宣伝活動を
していたので、映画ファンなら知らない人はいないでしょう。しかし「羊たちの沈
黙」の続編と言うよりも、ハンニバル・レクター博士の1本の映画として観た方
がいいでしょう。
監督はリドリー・スコット。
主演はアンソニー・ホプキンス、ジュリアン・ムーア、ゲイリー・オールドマン。
物語はレクター博士(アンソニー・ホプキンス)に復讐しようとする大富豪(ゲイ
リー・オールドマン)とそれに利用されるクラリス(ジュリアン・ムーア)のお話。
ただそれだけです。確かにリドリー・スコットの、光と影をうまく利用した映像は
今回も健在ですが、物語そのものは、前評判ほどでもなかった。それほど印
象にも残らなかったし・・・・・
レクター博士って物語では、年齢はいくつに設定しているのでしょうか。確かア
ンソニー・ホプキンスは70歳を越えていたと思います。そんなジイ様に簡単に
やられてしまう刑事がいるかねえ・・・・・拳銃を持った男がナイフ1本のジイ様
に簡単にやっつけられるかねえ・・・・・なんとまあタフネスジイサンだこと!
しかしレクター博士の変態ぶりは益々パワーアップ、こりゃあR15指定になる
わなあ。
一つ忠告。この映画は満腹の状態で観ない方が賢明です。
それともう一つ。我らがゲイリー・オールドマン。あんた今回も弱すぎ。
せっかく素顔を出さずに(顔はメチャメチャになっている)強烈な演技をしてい
るのに・・・・・誰かこの役者さんの魅力をもっと引き出して下さい。
あ〜あっ、今回はたいした批評にならなかったなあ・・・・・
大画面とドルビーサラウンドの大迫力で、怖がりたい人だけどうぞっという感じ
です。
個人的評価(☆☆) ![]()
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第6回 「15ミニッツ」
久し振りに見応えのある映画を観ました。それほど期待をしていなかったのが
良かったのかな?
どちらかと言うと、社会派ドラマに近い映画です。ニュースはマスコミで作られ
る。というのが私の感想です。
主演ロバート・デニーロ、エドワード・バーンズ
デニーロは、報道番組から引っ張りだこの人気刑事。バーンズは、消防局勤
務の火災調査員。二人が協力して、ある殺人事件の犯人を追うという図式で
す。但し、今までのコンビものと違い、後半アッと驚く結末が待っています。
このアッと驚くシーンは、デニーロの場面なのですが、このシーンの撮影だけ
で1週間かかったそうです。さすがこだわりのデニーロです。強烈なインパクト
のあるシーンでした。
ストーリーは、火事の現場から始まります。そこで男女2人の死体が見つか
る。ほとんど見分けも付かないほど、焼けただれている。しかし気道にはすす
が詰まっていなかった。つまり部屋が焼ける前に、2人はすでに死んでいたこ
とになる。そこでデニーロとバーンズの登場となる。
犯人は第2の殺人を犯す。全ての行動をビデオに撮りながら・・・・・
デニーロとバーンズは、徐々に犯人を追いつめていくが、デニーロは犯人に捕
まりそして・・・・・そこから先は映画を観てのお楽しみです。
この映画が本当に恐いのは殺人犯ではなく、マスコミであるということがはっき
り分かる映画です。
エドワード・バーンズの演技が非常にいいです。特に後半からがいいです。
デニーロは相変わらず、渋い演技です。今回はちょっと押さえ気味かなとも思
えました。若いバーンズの方に、スポットが当たるような演技をしていたようで
す。観る価値充分ありの作品でした。
個人的評価(☆☆☆) ![]()
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第7回 「パール・ハーバー」
今回の評論は、ちょっと核心に触れる部分もありますので、これから観ようと思って
いる人は、この評論を読まない方がいいかも知れません。
話題に乗り遅れまいと、この夏の超大作を観て来ました。
正直な感想。凄い!よくやる!さすがハリウッド!と言うのが私の感想です。
製作ジェリー・ブラッカイマー、監督マイケル・ベイとくれば、爆発、破壊のオンパレー
ドです。マイケル・ベイと言えば「ザ・ロック」で一躍有名になりました。
この監督「バッド・ボーイズ」で小粒ながら、なかなかキレのある演出をしていて、私
的には期待をしていた監督です。
さて物語ですが、真珠湾攻撃という史実を軸に、男2人と1人の女のラブストーリー
を絡めています。
レイフ(ベン・アフレック)とダニーは、兄弟同然に育った幼なじみ。二人の夢は戦闘
機乗りになること。月日は流れて、1941年。二人の夢は叶い、戦闘機乗りになって
いる。レイフはパイロット養成時、看護婦のイブリンと知り合い、恋に落ちる。その頃
ヨーロッパでは、ドイツ軍のイギリス爆撃が繰り広げられていた。レイフは自分の夢
を実現するため、イギリス行きを志願する。
ダニーとイブリンはハワイへ配属される。その頃のハワイは、戦争とは無縁の南の
楽園であった。しかし日本軍は不気味な動きを見せていた。
一方イギリスでは、連日激しい戦闘が続いていた。そしてついにレイフはドイツ軍
に、撃ち落とされてしまう。
その知らせがイブリンの元に届き、失意のどん底に沈み込んでしまう。それを優しく
慰め見守るのは、ダニーだった。そしてダニーとイブリンは自然に愛し合うようにな
る。
そこへ戦死したはずのレイフが帰ってくる。時を同じくして、日本軍の真珠湾奇襲攻
撃が開始される。三人の運命は、そして恋の行方はと言うストーリーです。
最初に書きましたが、爆撃、銃撃、破壊のオンパレードです。これを観るだけに180
0円払っても、充分価値はあります。ゼロ戦が濃緑色であったり、日本人の描き方
が少しおかしかったりするのを差し引いても、見応え有りです。
ストーリー全体は、ちょっとカッタルイ部分もありますが、3時間という上映時間を感
じさせない演出だったと思います。但し、ラブストーリーの部分は、全面的に出来が
悪かったと思います。まず題材があまりにありきたりでした。今までどこかで観たこと
あるような展開にウンザリでした。また、あのイブリンという看護婦はどうしても好き
になれませんでした。観た人には分かると思うのですが、物語後半イブリンはレイフ
に、「心は永遠に、あなたを愛し続けます」と言い、ダニーには「愛してる」と囁いてい
る。なんてイヤな女なんだと心の中で呟いていました。げに恐ろしきは女なり!
このストーリーで泣ける人がいるとは、信じがたいです。
ああっそれから、真珠湾攻撃で終わりかと思ったら、そこからまた1時間以上あっ
た。もういいよと思ったのは、私だけだろうか。
かなり辛辣なことを書きましたが、観る価値は充分ある映画です。
個人的評価(☆☆☆☆) ![]()
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| 第8回 「猿の惑星」 |
| 第9回 「ジュラシックパークV」 |
| 第10回 「コレリ大尉のマンドリン」 |
| 第11回 「トゥームレイダー」 |
| 第12回 「アクシデンタル・スパイ」 |
| 第13回 「ソード・フィッシュ」 |
| 第14回 「バンディッツ」 |
| 第15回 「ブレス・ザ・チャイルド」 |
| 第16回 「助太刀屋助六」 |
| 第17回 「地獄の黙示録・特別完全版」 |
| 第18回 「ブラックホーク・ダウン」 |
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